退去後にはすでに出国しているとき:敷金と最後の請求書の精算をどこへ返してもらうか
退去の各ステップについてはすでに書いてありますが、いずれもあなたがまだ現地にいることを前提にしています。すでに別の国にいる場合、最後のいくつかの事柄は事前に段取りしておく必要があります。
返金はあなたの出発より遅くなるので、行き先を先に決めておく
敷金(セキュリティデポジット)と最後の請求書の精算は、通常、あなたが退去したあとに完了します。ですから、鍵を返す前に、このお金をどの方法で、どこへ返してもらうのかを決めておかなければなりません。
これは相手に直接聞きます。「敷金の返金方法にはどんな種類がありますか。私が指定する口座に返金してもらえますか。小切手の場合、どの住所に送られますか」。当サイト(お金のサイト)には、口座を残しておくのはコストがゼロではなく、閉じるのはリスクがゼロではないことについての別の記事があります。返金というこの項目は、その判断の材料の一つです。
紙の小切手なら、郵便を受け取れる人が必要
小切手が空の郵便受けに届くのは、返金されないのと同じです。ですから、受け取りの段取りを先に固めておきます。誰が代わりに受け取るのか、その人は何を受け取るのか分かっているのか、受け取ったあとどう処理するのか。
当サイト(ビザサイト)には、米国を離れる前に、持ち出せる記録と米国でしか取得できない記録を見分けておくことについての別の記事があります。住所と郵便の受け取りには移行期間の段取りが必要で、もう一歩先まで考えておくべきなのは、その仮の住所が誰のもので、その人がどのくらいの期間見てくれるのか、です。敷金の小切手は、たいていその段取りが最初に役立つ場面です。
最終点検に立ち会えないかもしれない
当サイトには、退去前30日のチェックリストについての別の記事があります。その記事は、最終点検の日に何を持って行くか、その場で結論が出なくても記録を残すことを述べています。あなたの出発便がそれより前なら、この部分は別のやり方に変える必要があります。
聞けるのは次のようなことです。「点検を、私がまだいる時期に前倒しできますか。できない場合、代理の人に立ち会ってもらうことはできますか。どんな形式が必要ですか」。
自分の側の証拠を完全にしてから出発する
当サイトには、敷金をどうすれば取り戻せるかについての別の記事があります。その記事は、争いは記録によって解決し、記録は事前に残しておくものだと述べています。出国する場合、この言葉の重みはさらに増します。あとから撮り直しに戻ることはできないからです。
ですから、退去日の撮影は普段より念入りに行い、その日のうちに送ってタイムスタンプを残します。当サイトには、大家とのやり取りをできるだけ文字で残すことについての別の記事があります。出国前の最後の数通は、とくに残しておいてください。
あとからも連絡がつく手段を一つ残す
返金の遅れ、請求書をめぐる争い、相手からの追加の問い合わせ。これらはいずれも、あなたが去ったあとに起こり得ます。ですから、相手には確実に読まれる連絡先を伝えておきます。まもなく使えなくなる米国の電話番号ではいけません。
当サイト(ツールサイト)には、いつまでも返事がないときは、まずどのくらいで「長い」と言えるのかを確認し、二度目の連絡には番号を添えることについての別の記事があります。時差があると一往復ごとに時間がかかるので、出発前に「おおよそどのくらいで処理が終わるのか、期限を過ぎたら誰に連絡すればよいのか」をはっきり聞いておきます。
この記事の範囲
この記事で扱うのは、事前に段取りできる事柄と聞くべき質問です。敷金返還の期限、規定、計算方法については述べず、いかなる差し引きが妥当かどうかも判断しません。委任や代理の形式と効力についても説明せず、法律や財務に関する助言にも当たりません。
実際のルールは、あなたの賃貸契約(リース)とお住まいの地域の公式な規定を基準とし、権利に関わる問題は資格のある専門家に相談してください。
ポイント
返金はあなたの出発より遅くなるので、鍵を返す前に、どの方法でどこへ返してもらうのかを決めておきます。紙の小切手なら、誰が代わりに受け取るのかを先に段取りします。最終点検が出発後になる場合は、前倒しできるか、代理の人に立ち会ってもらえるかを聞きます。退去日の撮影は普段より念入りに行い、その日のうちに送ります。最後に、出発後も読める連絡先を残し、まもなく使えなくなる米国の電話番号は伝えないようにします。