2分で水を確かめる:内見のとき自分でできるいくつかの動作
水圧、お湯、排水。この3つは、賃貸契約に署名した後、毎日向き合うことになります。そして内見のその場で、道具を一切使わずに自分でできる動作がいくつかあります。
まずいちばん遠い蛇口を開ける
給湯器からいちばん遠い蛇口から開けていきます。たいていは主寝室か、いちばん奥の部屋です。そこでの出方が、住戸全体の下限を表します。
開けたら急いで閉めず、しばらく流したままにして、水の色に変化がないか、お湯が出るまでどのくらいかかるかを観察します。
2か所を同時に開けて水圧を見る
1つの蛇口を開けたままもう1つを開け、最初の蛇口の水量がどのくらい落ちるかを見ます。これがいちばん簡単な水圧のテストです。
できれば、ついでにトイレを一度流し、流している間に蛇口の水が目に見えて細くならないかを見ます。複数人で住む場合、これは毎日起きることです。
排水を見る
洗面台か浴槽に少し水をためてから、引くのが速いか、渦を巻いたまま止まらないか、引いた後ににおいが上がってこないかを見ます。
シャワー室の排水口も見ます。排水が遅いのはよくある問題ですが、内見のその場で気づくのと、入居3日後に気づくのとでは、対処のしかたがまったく違ってきます。
流しの下の戸棚の扉を開ける
かがんで流しの下を見ます。水の染みがないか、水を受けるために何かが敷かれていないか、板が変色したり膨らんだりしていないか、カビのにおいがしないか、です。
ここは過去に何があったかがいちばんよくわかる場所で、しかも内見のときにここを開ける人はほとんどいません。台所とすべての浴室で一度ずつ見ます。
次の答えを聞き出す
見終えたら、観察したことを質問に変えます。次の質問には、貸主は通常答えられます。
- 実際にできること
- 給湯器はいつ交換しましたか。どこにありますか。
- 水道料金は誰が払いますか。分担する場合、どう計算しますか。
- この住戸で、水漏れや排水の対処をした記録はありますか。
- 水圧の状態は、ピークの時間帯(朝)には違ってきますか。
確かめたらその場で記録する。印象に頼らない
水についての観察は、3件目を見た後に特に混ざりやすいものです。お湯が出るまでの時間、水圧の具合、流しの下に跡があったかどうか。これらの項目はもともとよく似ているからです。
ですから、確かめ終えたらメモに数語書いておきます。お湯まで何秒か、2か所同時に開けて目に見えて細くなったか、排水は速いか、流しの下に異状があったか。短い文が4つ、30秒です。
当サイトには、見終わった後、3件目以降ですべてが混ざってしまわないようにどう記録するかについての別の記事があります。水のこの一組は、そのまま固定の項目欄に入れるのに向いています。そうすれば、どの物件にも同じ4件のデータがあり、並べて比べられます。
この記事の範囲
この記事が挙げているのは、自分でできる観察の動作と、尋ねるべき質問です。いかなる観察結果が何を意味するかも判断せず、いかなる設備や住宅の状態も評価せず、水まわり・電気・修理に関するいかなる手引きも提供せず、誰に対しても借りるべきかどうかを勧めるものでもありません。関連する問題は、貸主または資格のある専門家に確認してください。
ポイント
給湯器からいちばん遠い蛇口から始め、2か所を同時に開けて水圧を見て、水をためて排水の速さを見ます。そして流しの下の戸棚の扉を開け、水の染みがないかを見ます。