ルームメイトと暮らす前に書き出しておきたいこと
賃貸契約が定めているのはあなたと大家の関係で、ルームメイト同士の関係は定めていません。その部分は自分たちではっきり話し合う必要があり、できれば書き残しておくのがよいでしょう。
まず賃貸契約上の借主が誰かを確認する
全員が同じ1通の賃貸契約に署名している場合と、1人が契約してほかの人がその人から間借りする場合とでは、責任の構造がまったく異なります。前者では通常、それぞれが大家に対して全額の責任を負います。
この点によって、誰かが出て行ったり支払わなかったりしたときに、残った人が何を負担することになるかが決まります。
- 実際にできること
- 大家に聞く:賃貸契約は全員の共同名義ですか、それとも1人の名義ですか?
- 途中解約のとき、ほかの人の責任がどう計算されるかを確認する
お金のことは日付まで具体的に決める
誰が何日までに誰にお金を渡すのか、誰がまとめて支払うのか、公共料金(電気・ガス・水道)をどう分担するのか、敷金をそれぞれいくら出すのか、退去時に敷金をどう分けるのか。書き出しても10行に満たない内容ですが、それで避けられる言い争いはたくさんあります。
生活のルールは本当に気になる数項目だけを書く
来客の宿泊、共用スペースの掃除、音を控える時間帯、ペット、共用の食べ物。規則集のように書く必要はなく、お互いが本当に気にしている3〜5項目を書けば十分です。
「出て行くときにどうするか」を先に決めておく
どのくらい前に知らせるのか、後に入る人を探す責任を負うのか、敷金をどう精算するのか。これは最も言い争いになりやすく、同時に最も事前に決めておきやすい項目です。
書き残す形式は正式なものでなくてよい
これは覚え書きであって、契約書ではありません。共有ドキュメント、全員が入っているグループへのメッセージ1通、あるいは写真に撮って保存した1枚の紙でもかまいません。条件は1つだけ、全員の手元に1部ずつあることです。
当サイト(お金のサイト)には、請求書を共同で分担するときの記録方法についての別の記事があります。原則は同じです。誰か1人のスマートフォンに入っていてほかの人が見られないものは、書き残したことになりません。
誰かが加わるときにもう一度話し合う
ルームメイトが入れ替わるとき、もとの取り決めが新しい人に自動的に引き継がれることはありません。新しい人はあのときの話し合いに参加しておらず、その内容に同意しているとも限りません。
そのため、誰かが加わるときにはあの覚え書きを取り出して一通り確認し、調整すべきところは調整します。最初の言い争いになって初めて全員の理解が違っていたと気づくより、ずっと簡単です。当サイトには、来客と同居人に関する賃貸契約の条項についての別の記事があります。
この記事の範囲
この記事で扱うのは、連絡と記録の方法です。賃貸借や共同名義での賃借に関する法律関係、責任の分担、関連する規定は一切説明せず、どの取り決めに法的効力があるかも判断しません。法的助言にもあたりません。関連する問題は賃貸契約の内容とお住まいの地域の公式な規定が基準です。必要に応じて資格のある専門家に相談してください。
ポイント
まず賃貸契約の構造を確認し、お金のことは日付まで具体的に決め、生活のルールは気になる数項目だけを書き、抜けるときの方法を事前に決めておきます。