水漏れ・カビ・害虫の履歴はある?対処したのならいつ?
この3つは、内見のその場ではまったくわからないことがあります。対処したばかり、あるいは塗り直したばかりだからです。そのため、現状を見るだけでなく、履歴を聞く必要があります。
なぜ履歴を聞くのか
この3種類の問題に共通する性質は、原因となる出どころがあることです。出どころが根本から処理されていなければ、同じ問題が同じ場所にまた現れます。
そのため、「以前に起きたことがあるか」と「その後どう対処したか」という2つの質問のほうが、「いまどう見えるか」よりも多くの情報をもたらします。
聞くときの聞き方
直接、しかも具体的に聞きます。あいまいな聞き方にはあいまいな答えが返ってきます。
- 実際にできること
- この部屋で水漏れが起きたことはありますか?いつですか?どの場所ですか?
- そのときはどう対処しましたか?誰に頼みましたか?
- カビの記録はありますか?対処したあと、また出ましたか?
- この建物に害虫駆除の記録はありますか?どのくらいの頻度ですか?
- 定期的な予防処置はありますか?
- 今後発生した場合、連絡の手順はどうなっていますか?どのくらいで来てもらえますか?
内見のときに気をつけて見られる場所
これらの手がかりは判断の材料ではなく、ひとこと聞いてみる価値のある場所というだけです。
当サイトには、同じ建物でも階数によって決まることは思っている以上に多いことについての別の記事があります。水は下へ流れるので、上の階からの水漏れと屋根からの雨漏りとでは、最初に影響を受ける階が違います。
- 実際にできること
- 天井の隅。とくに浴室やキッチンの真下にあたる部分
- 一部分だけが新しく塗り直されている箇所
- シンクの下の収納の内部
- 窓台の下と窓枠のまわり
- 浴室の換気。換気扇はありますか?動きますか?
- におい:入ってから最初の30秒がいちばん敏感
換気については別に聞く価値がある
浴室やキッチンに有効な換気がないと湿気がたまり、それが多くの問題の原因になります。そのため、換気扇があり、しかも本当に動くことを確認する必要があります。
その場でスイッチを入れて試します。換気扇がない場合は、窓が開けられるかどうか、そしてこの点について大家がどう対応しているかを聞きます。
入居後の最初の1か月に、自分でも一度記録する
どんな答えが返ってきたとしても、入居して最初の1か月に自分で一度観察して記録しておきます。どこににおいがあるか、どこに跡があるか、雨のあとに変化があるか、換気を回して効果があるか。
理由は、この記録があなたの側にとって唯一の基準線になるからです。あとで実際に問題が起きたとき、「入居したときはどんな状態だったか」という問いに答えられるのはあなただけで、しかも出して見せられるものが必要です。
当サイトには、今ある損傷はどれか、入居前に直るのか、契約書に書けるのかについての別の記事があります。当サイトには、ものが壊れたときの修理依頼についての別の記事があります。入居後最初の1か月の写真と記録は、この2つの記事のあいだの期間にあたります。当サイトには、家に虫や小動物が出たとき、まずそれが誰の対応すべきことかを確認することについての別の記事があります。
この記事の範囲
この記事で扱うのは、たずねるべき方向と、内見のときに気をつけて見られる場所です。どの兆候も読み解かず、どの住まいの状態も評価せず、健康への影響についても論じません。関連する懸念がある場合は、資格のある専門家に相談してください。
ポイント
現状を見るだけでなく履歴を聞きます。起きたことがあるか、いつか、どう対処したか、また出たか。あわせて、浴室とキッチンの換気が本当に動いていることを確認します。