住んでいる物件が売りに出されたとき:賃貸契約は消えないが、日常は中断される
大家が家を売ると決めると、あなたの生活に一つ用事が増えます。知らない人が、あなたの住まいを定期的に見に来るようになるのです。これには独自のリズムがあるので、最初にはっきり話し合っておく価値があります。
まず三つのことを、一度に聞く
売ると分かった時点で聞くほうが、あとから一回ずつ通知されるよりもよいです。聞くことは、内見はいつごろ始まる予定か、おおよそどのくらいの頻度か、そして毎回どのくらい前に知らせてもらえるのか、です。
同時に、最も実際的な質問も一つしておきます。「内見はどの時間帯に集中しますか」。週末の日中なのか平日の夜なのかが分かって、初めて自分の予定が組めます。
内見も従来どおりの入室ルールに従う
「家を売る」というのは、新しい入室方法ではありません。通知の形式と時期は、これまでどおり賃貸契約(リース)と地域の規範に従います。当サイトには、大家や修理担当者が入室するときはまず賃貸契約にどう書かれているかを見ることについての別の記事があります。その記事のやり方は、ここでもそのまま当てはまります。
ですから、毎回の通知を同じやり方で扱います。日付と通知方法、予定の時間帯、誰が入るのかを書き留めます。時間帯の都合が悪ければ、別の時間帯を文字で提案します。
写真撮影と掲載は、先に話しておくべき別の事柄
家が売りに出されるときにはたいてい写真が載りますが、そこにはあなたの持ち物が写ります。あなたの物を写すのかどうか、事前に一部の物を片付けさせてもらえるのかどうかは、前もって話しておけることです。
ですから、撮影の前に尋ねます。「いつ撮影しますか。先に片付けてもいいですか。写真はどこで使われますか」。こうした質問は、掲載された写真を見て初めて気づくよりも、早めに聞いたほうが対処しやすくなります。
自分の側でしておくいくつかの段取り
内見の前には毎回、貴重品と重要書類をしまっておきます。理由はごく実際的です。出入りする人が増え、しかもあなたはその人たちを知らないからです。
ペットがいる場合は、事前に居場所を手配して相手に知らせます。当サイトには、ペット連れで借りるときにはっきり聞いておくことについての別の記事があります。また、内見が終わるたびに、ドアと窓がきちんと閉まっているかを確認します。多くの人があとになって思い当たることです。
売却後、あなたの賃貸契約は別の筋の話
家の所有者が変わることと、あなたの賃貸契約は別々の事柄で、同時に起こるわけでも、互いを打ち消すわけでもありません。当サイトには、大家や管理会社が変わったときにどう対処するかについての別の記事があります。その記事の最初の一文は「確認が取れるまで、支払い先は変えない」です。
ですから、今のうちにできるのは手元のものを整理しておくことです。賃貸契約書、敷金(セキュリティデポジット)の証明、修理依頼のやり取りの記録です。当サイトには、敷金をどうすれば取り戻せるかについての別の記事があります。そうした記録は、所有者が変わるときに最も価値を持ちます。
この記事の範囲
この記事で扱うのは、事前に尋ねられることと自分で段取りできることです。入室の通知、賃貸契約の存続、売買に関する規定については述べず、いかなる状況も判断せず、法的助言にも当たりません。
実際のルールは、あなたの賃貸契約とお住まいの地域の公式な規定を基準とし、権利に関わる問題は資格のある専門家に相談してください。
ポイント
売ると分かった時点で一度に聞いておきます。内見はいつ始まるのか、どのくらいの頻度か、毎回どのくらい前に知らせてもらえるのか、どの時間帯に集中するのか。内見も従来どおりの入室ルールに従うので、毎回同じやり方で記録し、返信します。写真撮影と掲載については事前にはっきり話しておきます。内見の前には毎回、貴重品と書類をしまい、終わったらドアと窓を確認します。家の所有者が変わることとあなたの賃貸契約は別々の話なので、まず賃貸契約書、敷金の証明、修理依頼の記録を整理しておきます。