1階か最上階か:同じ建物の中で、階が決めることは思っているより多い
当サイトには、内見の20分で聞くべきことは実はこの数種類だけということについての別の記事があります。その記事は、どの物件でも聞く内容です。この記事は、同じ建物の中でどの階を選ぶかというときに、その数種類の質問の答えがどう変わるのかを扱います。
荷物を運ぶ日、階がいちばん大きな変数になる
エレベーターがあれば差は小さく、なければ1階上がるごとに引っ越しの見積もりに反映されます。しかも退去の日にもう一度同じことが起きます。見積もりを取るときは、何階なのか、エレベーターがあるのかを必ずはっきり伝えてください。
当サイト(引っ越しサイト)には、引っ越しの見積もりを比べるには、まず2つの見積もりを比べられる形にすることについての別の記事があります。階は、その記事の言う「同じ条件」の中でいちばん抜け落ちやすい項目です。
1階:出入りは便利だが、それはほかの人にとっても便利
荷物の受け取り、ごみ出し、物の運び込みはどれも楽ですが、窓とドアにも人が近づきやすくなります。内見のときに見るのは、窓の錠、外に目隠しになるものがあるか、そして夜にその道がどれだけ明るいかです。
当サイトには、誰が入れるのか、入居後に一度数えておくこと、そのリストは長くなる一方だからということについての別の記事があります。1階のそのリストには、通常もう1項目加える必要があります。通りがかりの人です。
最上階:静かだが、温度は別の話
頭上を歩く人がいない。これが最上階のいちばん実際的な利点です。その代わり、夏の暑さも冬の寒さもより直接的に伝わります。屋根がすぐ上にあるからです。内見のときは、「暑いですか」と聞くより、前の夏の電気料金を聞くほうが役に立ちます。
当サイトには、暖房と冷房がどんなシステムなのか、前の冬の請求額はおよそいくらだったのかについての別の記事があります。最上階で聞くのは、その夏版です。
水は下へ流れるので、位置によって先に出会うものが決まる
上の階で水漏れが起きれば、1階と中間の階が先に被害を受けます。屋根から漏れれば、最上階が先に被害を受けます。2つは対応の窓口が異なり、どちらも自分で直せるものではありません。
当サイトには、問題が自分の住戸で起きているのではない場合、つまり上の階からの水漏れ、隣の工事、建物の断水についての別の記事があります。その記事の連絡の順番が、ここでもそのまま当てはまります。
音の出どころは階によって違う
1階で聞こえるのは、通り、正面玄関、駐車場の音です。中間の階で聞こえるのは上の階の足音、最上階で聞こえるのは屋上の設備と雨の音です。内見のときに動かずに立って30秒耳を澄ますほうが、誰に聞くよりも確かです。
当サイトには、窓が開けられるかどうか、防音はどうかについての別の記事があります。その記事のやり方は、階が違えば違う答えが出ます。ですから、検討しているその階で一度やってみてください。
エレベーターと階段は、普段と非常時についてそれぞれ聞く
エレベーターが点検中や故障中のとき、高い階はエレベーターがないのと同じになります。聞くのは「よく壊れますか」ではなく、「前回はどのくらい止まりましたか」です。あわせて階段の状態も見てください。それが予備の手段だからです。
当サイトには、共用部分を見れば、その建物がどう管理されているかがわかることについての別の記事があります。エレベーター内の掲示と点検記録は、その記事の言う手がかりの1つです。
この記事の範囲
この記事が扱うのは、階によって何が変わるのか、そしてそれぞれについて何を聞くかです。実際の違いは建物によって異なります。あなたが見たその建物と、賃貸契約(リース)の内容が基準です。
ここではどの階のほうが良いかを論じず、家賃の比較にも触れません。安全や構造についての懸念は、管理者または専門家に尋ねてください。
ポイント
同じ建物の中で階によって変わるのは、出入り、温度、音、そして水がどこへ流れるかです。荷物を運ぶ日は階がいちばん大きな変数で、エレベーターがなければ1階上がるごとに見積もりに反映され、退去のときにもう一度同じことが起きます。ですから見積もりのときは、何階か、エレベーターがあるかを必ず伝えます。1階は出入りが便利ですが、それはほかの人にとっても便利ということです。見るのは窓の錠、外の目隠し、夜の明るさです。最上階は頭上の足音がない代わりに、夏の暑さと冬の寒さがより直接的です。暑いかどうかを聞くより、前の夏の電気料金を聞くほうが役に立ちます。水は下へ流れるので、上の階の水漏れは1階が先に、屋根の水漏れは最上階が先に被害を受け、2つは連絡の窓口が異なります。音の出どころは階によって違い、動かずに立って30秒耳を澄ますほうが、人に聞くより確かです。エレベーターについて聞くのは「前回はどのくらい止まりましたか」で、あわせて階段も見ます。それが予備の手段だからです。