同じ建物内で部屋を替える:簡単に見えても、2つの手続きとして扱う
大家も同じ、建物も同じなので、感覚としては部屋を替えるだけです。けれども敷金、賃貸契約、公共料金、住所の扱いは、多くの場合やはり2つの手続きをひととおり踏む必要があります。
まず、新しい賃貸契約なのか変更なのかを尋ねる
この質問がその後のすべてを決めます。新しい賃貸契約であれば、元の契約は終了し、敷金(セキュリティデポジット)は返還の手続きに入ります。変更であれば、部屋番号と金額を替えるだけかもしれません。
どちらもありえるので、自分で思い込まないようにします。文字ではっきり尋ね、書面での説明を求めます。当サイトには、賃貸契約の中で最も高くつく数条項についての別の記事があります。新しい賃貸契約なら、もう一度読み直します。
敷金の扱いは単独で尋ねる
よくあるやり方は数種類あります。元の敷金を返還してから新しく預かる、そのまま移す、あるいは差額を補う、です。金額も時期も異なり、手元に現金をいくら用意しておく必要があるかに関わります。
当サイトには、敷金をどうすれば取り戻せるか、引っ越したその日からやるべきことについての別の記事があります。移す場合に、元の入居時の記録が引き続き有効かどうかも、はっきり尋ねておきます。
元の部屋はやはり退去の手続きを最後まで踏む
写真撮影、最終確認、清掃の基準、鍵の返却。これらの項目は、同じ建物に住み続けるからといって免除されません。しかも、手軽だからこそ、かえって最も省かれやすいのです。
当サイトには、退去前30日のチェックリストについての別の記事があります。同じ建物内で部屋を替えるときも、そのチェックリストを同じようにひととおりこなします。
新しい部屋も入居の手続きを最後まで踏む
新しい部屋は、あなたが住んだことのない空間です。既存の損傷は撮り直し、設備は試し直す必要があり、スイッチや栓の位置も違うかもしれません。
当サイトには、新しい住まいに引っ越した最初の1週間にやるべきことについての別の記事があります。当サイトには、現在どんな損傷があるか、入居前に直してもらえるか、契約書に書き込めるかについての別の記事があります。どちらももう一度やり直します。
公共料金・インターネットと住所
部屋番号が変われば、住所が変わります。公共料金(電気・ガス・水道)とインターネットのアカウントは移転や再開設が必要になることがあり、切れ目なくつながるとは限りません。
当サイトには、賃貸の公共料金とインターネットは誰が担当し、いつ手続きするかについての別の記事があります。同じ建物内の引っ越しでも、開始日を先に確認し、自動的に付いてくるとは思い込まないようにします。
この記事の範囲
この記事で扱うのは、尋ねるべき質問と踏むべき手続きです。賃貸契約、敷金、移転に関するいかなる規定も説明せず、いかなる取り決めも判断せず、法的助言でもありません。実際のやり方は、貸主の正式な説明とお住まいの地域の公式の規定が基準です。
ポイント
まず新しい賃貸契約なのか変更なのかを尋ね、敷金の扱いは単独で尋ねます。元の部屋はやはり退去の手続きを、新しい部屋はやはり入居の手続きを最後まで踏み、住所と公共料金の開始日を確認します。