共用スペースの日常:掃除、買い出し、物が壊れたとき
ルームシェアの言い争いが大きな出来事から生まれることはめったにありません。多くは、台所、ごみ、そして「あれは誰が買ったのか」といった、毎日出くわす小さなことの積み重ねです。
掃除は「何をもって完了とするか」まで具体的にする
「交代で掃除する」というとはっきりしているように聞こえますが、実際には「掃除が終わった」の基準が人によって違います。ですから、話し合うべきなのは項目ごとの完了の状態です。
たとえば、台所とは、調理台が拭いてあり、流しに食器がなく、ごみが捨ててあることを指す、という具合です。3つの文にして書くほうが、「台所担当」と書くよりずっと役に立ちます。
買い出しは2種類に分ける
共用の消耗品(トイレットペーパー、洗剤、調味料)と個人の物は分けます。前者にはルールが必要で、後者には手を付けません。
共用のルールはごく簡単でかまいません。なくなりそうだと気づいた人が買い、共同の記録に書き、決まった日に均等に割る、というものです。当サイト(お金のサイト)には、請求書を共同で分担するときは、分け方そのものより記録の方法のほうが重要であることについての別の記事があります。1件ごとに日付、項目、金額、誰が払ったかを記録します。4つの欄で足ります。
物が壊れたら、まずどの種類かを区別する
住まいそのものの設備(給湯器、エアコン、水道管)が壊れた場合は、通常、修理依頼の話です。共用の家電や家具が壊れた場合が、ルームメイト同士で対処することです。
当サイトには、物が壊れたときの修理依頼の仕方についての別の記事があります。それは大家に対する流れです。ルームメイト同士の部分で先に決めておくのは、共用の物は誰が買ったのか、壊れたら買い替えるのか、費用をどう分けるのか、です。
来客と騒音は、細則ではなく原則を話す
この2つは規則集にしても役に立ちません。場合が多すぎるからです。効果があるのは原則を話すことです。事前に一言伝える必要があるのはどんな場合か、おおよそ何時以降は静かにするか、です。
当サイトには、賃貸契約には来客と同居人について通常決まりがあることについての別の記事があります。それは大家との間の部分です。ルームメイト同士の部分は、双方がはっきりわかっていれば十分です。
定期的に一度話す。何か起きてからにしない
毎月10分かけて、費用の精算と一緒に行います。今月うまくいかなかったことはないか、調整したいことはないか。定期的に話すほうが、問題が起きてから話すよりずっと簡単です。
当サイト(お金のサイト)には、パートナー間のお金について、口座をどう組み、どう話し合うかについての別の記事があります。定期的な照らし合わせを習慣にします。ルームシェアにも同じやり方が当てはまり、しかも関係が比較的薄いぶん、定期的という形がかえっていっそう必要です。
この記事の範囲
この記事で扱うのは、連絡と記録の方法です。賃貸や共同居住に関するいかなる法律関係や責任の配分も説明せず、いかなる取り決めが有効かどうかも判断せず、法的助言でもありません。関連する問題は、賃貸契約の内容とお住まいの地域の公式の規定が基準です。
ポイント
掃除は「何をもって完了とするか」まで具体的にします。共用の消耗品にはルールを設け、個人の物には手を付けません。物が壊れたら、修理依頼の話なのかルームメイト同士の話なのかをまず区別します。毎月10分かけて、精算と一緒に一度話します。