大家や管理会社が変わったとき:確認してから支払い先を変える
ある日、郵便受けに「今後の家賃は別のところへお支払いください」という手紙が届きます。こうしたこと自体はよくありますが、同時に最も間違いが起きやすい場面でもあります。変えるのがまさに「お金の行き先」だからです。
確認が取れるまで、支払い先は変えない
通知を受け取ったら、最初にするのは確認です。確認に使うのは、もともと自分が持っていた連絡経路にしてください。元の大家、元の管理会社、あるいは賃貸契約(リース)に書かれている連絡先です。
その手紙に書かれている電話番号やリンクで確認してはいけません。それでは同じ情報源にそれ自身を証明させることになります。当サイト(ツールサイト)には、留守番電話と知らない番号からの着信に備えて、まず自分の側の設定を済ませておくことについての別の記事があります。その原則はここでも同じように当てはまります。
敷金が誰の手元にあるのか、書面で答えをもらう
敷金(セキュリティデポジット)は、引き継ぎの際に最も途切れやすい部分です。月々の家賃のように毎月思い出す機会がないからです。尋ねるべきことは、このお金が今誰のところにあるのか、金額はいくらか、返還のときは誰に連絡するのか、です。
当サイトには、敷金をどうすれば取り戻せるか、入居したその日からやっておくことについての別の記事があります。引き継ぎのこの瞬間は、その記録が初めて実際に使われる場面です。
手元の記録は、これまで以上に重要になる
新しい相手は、これまでのやり取りを持っていません。あなたにあるのは、自分で残しておいたものだけです。
- 実際にできること
- 賃貸契約書そのものと、すべての添付書類、その後の書面による同意
- 敷金の領収書と金額
- 入居時点ですでにあった損傷の写真と書面の記録
- 修理依頼のやり取りの記録と対応結果
- 毎回の家賃の支払い証明
修理依頼と緊急連絡先は変わるので、自分から尋ねる
修理依頼はどこに電話するのか、夜中に壊れたら誰に連絡するのか、オンラインのシステムはあるのか。こうしたことはたいてい変わりますが、わざわざ知らせてくれる人はいません。自分から一度尋ねて、あとで見つけられる場所に書き留めておきましょう。
当サイトには、物が壊れたときの修理依頼の出し方、争いに発展させないためのやり方についての別の記事があります。連絡経路が変わったら、そのやり方も窓口を改めて確認し直す必要があります。
自動引き落としも合わせて変更し、古いほうが止まったことを確認する
新しい支払い先に切り替えたら、古いほうの引き落としが本当に止まったことを確認します。両方から引き落とされる、あるいはどちらからも引き落とされない、というのはどちらもよくある結果です。
当サイト(お金のサイト)には、カードや口座を変えるときに更新が必要な箇所は自分が覚えているより多いことについての別の記事があります。家賃については、変更したら次回分が実際に入金されるまで見届けてください。
既存の賃貸契約は、相手が変わったからといって最初からやり直しにはならない
契約を結び直す必要があると思う人は多く、条件がすぐに変わるのではないかと心配する人もいます。この二点について、当サイトは判断しません。あなたの賃貸契約がどう扱われるかは、あなたの賃貸契約と関連する規定によります。
あなたにできるのは、手元の契約書を探し出して日付と条項をよく確認すること、そして新しい書類への署名を求められたときは、まず最後まで読んでから判断することです。
この記事の範囲
この記事で扱うのは、自分で確認し、保管できることです。賃貸契約の移転、敷金の保管、不動産の所有権変更に関する規定や効力については述べません。いかなる通知の真偽や有効性も判断せず、あなたの賃貸契約がどのような場合にどうなるかも判断せず、法律面の助言も一切提供しません。関連する疑問については、あなたの賃貸契約と関係する所管機関の正式な説明を基準とし、必要に応じて資格のある専門家に相談してください。
ポイント
家賃の支払い先が変わるという通知を受け取ったら、まず自分がもともと持っていた連絡経路で確認し、手紙に書かれた番号やリンクは使わないこと。書面で答えをもらうこと:敷金は今誰の手元にあるのか、金額はいくらか、返還のときは誰に連絡するのか。賃貸契約書、敷金の領収書、既存の損傷の写真、修理依頼の記録、支払い証明を整理しておくこと。自動引き落としを変更したら、次回分が実際に入金されるまで見届けること。