人に代わりに内見してもらうとき:撮ってもらうのか、判断してもらうのかを先に決める
当サイトには、内見の二十分間に尋ねるべきことは実は数種類だけであることについての別の記事があります。その記事は、あなた自身が現場にいることを前提にしています。「ちょっと見てきて」は、実行できる頼みごとではありません。見に行く人はあなたが何を気にしているかを知らないので、返ってくる知らせは「悪くなかったよ」になります。この一回を役に立つものにするには、先に二つのことを決めておく必要があります。相手に何を撮ってもらうか、そしてどの質問をその場で尋ねてもらうか。
まず、頼みたいのが「撮ってもらう」ことなのか「判断してもらう」ことなのかを見分ける
撮ってもらう人は、リストのとおりに進めば足ります。判断してもらう人は、あなたに代わって「この部屋は検討しなくていい」と言えなければなりません。後者に必要なのはあなたの事情をよく知っている人で、しかもどの点が自分の譲れない線なのかを先にはっきり伝えておく必要があります。両方を混ぜて頼むと、たいていどちらもうまくいきません。
当サイト(住宅購入サイト)には、最初の内見で決めてしまわないことについての別の記事があります。遠隔の場合にはその一か条がいっそう必要です。受け取る情報がもともと現場より少なく、急いで決めることの代償がさらに大きいからです。
「ちょっと見てきて」のひと言ではなく、リストを一枚渡す
尋ねることを三つの種類に分けます。毎月の支払いを増やすもの、住んでいてわずらわしくなるもの、そして敷金(セキュリティデポジット)と退去に関わるもの。種類ごとに二つか三つ選び、相手がそのまま読み上げられる文にしておきます。
当サイトには、内見で尋ねることを三つの種類に分け、それぞれにどの質問があるかについての別の記事があります。その記事の質問はそのままコピーして相手に渡せば足り、相手に自分で考えてもらう必要はありません。
映像は指定する、あとから撮り直しに戻れないものだから
各部屋で入口に立ち、ゆっくり一周回りながら動画を一本撮る。すべての窓から外に向けて撮る。そしてスイッチとコンセントの位置。三つ目がいちばん抜け落ちやすく、しかもそれこそが入居後にいちばん変えにくいものです。
当サイトには、コンセント、採光、電波は、入居してはじめて後悔する三つのことであることについての別の記事があります。当サイト(ツールサイト)には、写真はどう撮れば役に立つか、引きの一枚、寄りの一枚についての別の記事があります。この二つの記事を合わせたものが、相手に渡す撮影の指示になります。
写真には写らないことが二つある、必ずその場でしてもらう
携帯電話の電波を部屋ごとに一度ずつ試すこと、そしてにおいです。湿気、カビ、あるいは前の入居者が残したにおい。この二つは映像にはまったく表れず、しかも後悔することがいちばん多い二項目です。
当サイトには、水漏れ、カビ、害虫の過去の記録があるかについての別の記事があります。においは、その質問の現場版です。においがしたら重ねて尋ねます。においがしないからといって何もないとは限りませんが、少なくとも尋ねたことにはなります。
「見てから払う」という原則は、遠隔では別のやり方に替える
自分で見ることができないときは、その原則を別の二つのことに置き換えます。相手とその物件との関係を確認すること、そして契約に署名する前には、そのまま失ってもかまわないと思える金額を超えて払わないことです。
当サイトには、最初のお金を払う前に、相手とその物件との関係を先に確認することについての別の記事があります。その記事では、急がされているという感覚そのものが、ペースを落とす理由になります。遠隔の場合は、その記事を丸ごとそのとおりに実行します。
受け取ったら、自分の項目で一度記録する
動画を保存するだけで終わらせないようにします。同じ項目に沿って一件ずつ記録しておけば、二、三件たまったときに比べられます。この作業をするのはあなたであって、見に行った人ではありません。
当サイトには、内見のあとにどう記録すれば三件目以降に全部が混ざってしまわないかについての別の記事があります。当サイト(引っ越しサイト)には、正式な住まいがまだない数週間についての別の記事があります。三件ともいまひとつなら、無理に一件を選ぶのではなく、仮住まいも選択肢の一つです。
この記事の範囲
この記事で扱うのは、自分で段取りできる役割分担と記録の方法です。賃貸契約の条項や地域の規定については述べず、どの物件やどの価格についても適切かどうかを判断せず、いかなるプラットフォームや仲介業者も勧めず、法的助言にも当たりません。
遠隔での契約と支払いに関する実際の制約は、あなたの賃貸契約、相手の機関、所在地の公式情報が基準です。
ポイント
「ちょっと見てきて」は実行できる頼みごとではありません。見に行く人はあなたが何を気にしているかを知らないので、返ってくる知らせは「悪くなかったよ」になります。まず、頼みたいのが撮ってもらうことなのか判断してもらうことなのかを見分けます。後者に必要なのは、あなたの事情をよく知っている人です。リストを一枚渡します。毎月の支払いを増やすもの、住んでいてわずらわしくなるもの、敷金と退去に関わるもの。種類ごとに二つか三つ選び、相手がそのまま読み上げられる文にします。映像は指定します。各部屋の入口で一周、すべての窓から外に向けて、スイッチとコンセントの位置。写真には写らないことが二つあり、必ずその場でしてもらいます。部屋ごとに電波を試すこと、そしてにおいです。「見てから払う」は、相手とその物件との関係を確認することに置き換え、契約に署名する前には、そのまま失ってもかまわないと思える金額を超えて払わないようにします。